Netflix限定公開『ラブ&モンスターズ』B級映画の最高峰をご紹介♪

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今回の記事は日本では劇場公開されなかった『ラブ&モンスターズ』がNetflix限定で2021年4月14日に配信されたのでご紹介していきますね。

終末系のサバイバルホラー(と言っても怖い感じではない)なんですが、めちゃくちゃハートフルでB級感を漂わせながらもかなりの傑作でした♪

ディラン・オブライエン主演『ラブ&モンスターズ』予告編 – Netflix

『ラブ&モンスターズ』作品情報

原題:Love and Monsters
製作年:2020年
製作国:アメリカ
日本公開日:未公開(2021年4月14日にNetflix限定配信
上映時間:109分
監督:マイケル・マシューズ
出演:ディラン・オブライエン、マイケル・ルーカー、アリアナ・グリーンブラット、ジェシカ・ヘンウィックほか
その他:第93回アカデミー賞視覚効果賞ノミネート

『ラブ&モンスターズ』あらすじ

ある日、地球に向かう小惑星が発見され、その衝突を回避するために世界中の人々が一致団結しミサイルで破壊することに成功した。
しかし、ミサイルの化学物質が地上に降り注ぎ、生き物の遺伝子に影響を与えることで、不気味で巨大なモンスターと化した生き物が人間を食い始め、そして世界は崩壊した。それから7年後、運よく生き残った人類はモンスターを避けて地下で生活することを余儀なくされていた。

その中の1人ジョエル(ディラン・オブライエン)はある日、ガールフレンドのエイミー(ジェシカ・ヘンウィック)が生存していることを無線を通じて知る。彼女に会いたいと願うジョエルであったが、彼女は約135キロも離れた場所にいた。

地上に出ればモンスターに襲撃されるのは明らかであったが、それでもジョエルはエイミーに会いたい一心で決死の旅に出ることを決意する。

ジョエルは途中で出会った2人の戦士のようなサバイバーと共にモンスターの襲撃をかわしながら、エイミーの居場所を目指す。 
引用:wikipedia

『ラブ&モンスターズ』海外の評価は?

映画評論サイトで最も信頼されるサイトとして名高いRotten Tomatoes(ロッテントマト)ではどういう評価がされているのか見てみましょう。

ちなみに評価のマークは以下の通りになります。

左から順に説明していきますね。

レビュアーの大多数がその映画を推奨した」としてFresh(新鮮)なトマトのマーク。
こちらは肯定的レビューが60%以上の場合はこのマークになります。


60%以上が肯定的レビューならその以下もありますよね。
こちらはRotten(腐った)トマトのマーク。
60%未満の場合はこちらのマークがつけられ、いわゆる駄作認定になります。


こちらのマークは最上級の評価になります。
トマトメーターが75%以上で、トップ批評家からのレビューが5つ以上ある映画はCertified Fresh(新鮮保証)という認定を受けます。


こちらのポップコーンのマークはその名の通り、Audience Score(観客の評価)になります。


評価がわかった所で、ラブ&モンスターズの評価を見ていきましょう。

出典:Love & Monstars 【Rotten Tomatoes】

上記はロッテントマトのラブ&モンスターズの批評ページの一部なのですが、最上級のCertified Fresh(新鮮保証)93%を獲得しており、観客の評価も89%とかなり高い評価の部類に入っている事がわかります。

『ラブ&モンスターズ』見どころは?一部ネタバレあり

本作品の見どころは、主人公は地下に逃げ込んだ住人と一緒に住んでいますが、臆病者で全く戦力にもならず、世界が終わりを迎えてから7年後に遠く離れた恋人と通信できて生きている事を知りるが、その距離は約130km

地上には未知の巨大モンスター達がはびこっており、歴戦の猛者でさえこの距離を移動するのは生きて帰ってこれるかわかりません。

到底彼女に会う事など不可能とも言える距離ですが、勇気を振り絞り地上に出て彼女に会いに行くというある意味『王道ストーリー』なのですが、世界観が本当に素晴らしいんです!

地上に出たあとに出会う『ボーイ』と名付けた犬とジョエルとのコンビネーションも良く、ボーイがまた本当に可愛くていい味を出しています。

また、地下でモンスター達から逃げのびて暮らす映像と、地上に出て広大な土地を旅する映像のコントラストにも注目です。

こういうコロニーで暮らす全く戦力にもならない青年という立ち位置は、周りからもお荷物扱いされるようなパターンがほとんどだと思いますが、ジョエル自身も最初は自分はお荷物だと思っています。

しかし実はめちゃくちゃジョエルの事を思っていていい仲間達だったという所にも凄くハートフルで心が穏やかな気持ちになれます。

邪魔者扱いだったら7年間も一緒に地下で暮らせないと言われればそれまでですが(笑)

また、この世界ではほとんどが地下で暮らす住人ですが、地上で暮らす猛者もいます。

ジョエルに終末の世界で生き残る力と勇気を教えてくれる師匠のような存在ののクライドとミノー。

そういった仲間達との出会いで、ジョエルは成長していくわけです。

まとめ

本作のテーマ

“自分を過小評価するな。果敢に外部世界を探検せよ。もちろん、多くの試練と苦難を経験するだろうが、旅程の中で良い仲間と先生に出会うことになるだろう。また、休憩場所では決して想像出来なかった神秘と歓喜を体験することが出来るだろう。目的地に望むことはないかも知れない。しかし、その旅程は私を成長させ、以前とは全く違う人にしてくれるだろう。”

この台詞が映画のテーマになっているのですが、このテーマは我々の生き方にも言える事ではないでしょうか。

現状維持で挑戦する事を避け続けるよりも、目標を持ってチャレンジし続けると、ほとんどが苦難の連続で上手くいかない事の方がほとんどかもしれません。

しかし、チャレンジし続けると必ず応援してくれる仲間や先生に出会うと思いますし、例え目標が叶わなかったとしても、その過程は必ず自分にとって経験になり、成長させてくれるので、自分もこの作品のジョエルを見習ってチャレンジしていきたいと思います!

出てくるモンスター達も最初は結構グロい感じだと思っていましたが、思い返してみると、モンスター達も愛くるしく思えてくるそんな作品です♪

他にも映画の記事を書いていますので、良かったら参考にして頂ければ幸いです。

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以上最後まで見て頂き、ありがとうございました!

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