今回はホラーコメディ映画『ザ・スイッチ』をご紹介します。
限りなくネタバレは排除しておりますので、作品情報・予告動画・あらすじ・みどころ・評価等を解説していきますので、参考にして頂ければ幸いです！
『ザ・スイッチ』作品情報及び予告動画
予告動画
監督はホラー＋タイムリープものが話題となった『ハッピー・デス・デイ』シリーズを手掛けたクリストファー・ランドン。
今回はW主演ですが、まず殺人鬼役を務めるヴィンス・ヴォーンは2008年に『フォーブス』誌による「コストパフォーマンスの良い俳優」の1位にも選ばれた事があり、冴えないJK役を演じるキャスリン・ニュートンは名探偵ピカチュウにも出演している子役出身の女優さんです。
『ザ・スイッチ』あらすじ
バーニー・ギャリス（ヴィンス・ヴォーン）は凶暴な殺人鬼であり、「ブリスフィールド・ブッチャー」の通り名で恐れられていた。
そんなある日、片思い中の同級生にも認識されない女子高校生のミリー（キャスリン・ニュートン）は、親友たちと普通の学園生活を送っていたが、ある13日の金曜日に連続殺人鬼のブッチャーに襲われ、謎の短剣で刺されてしまう。
間一髪、命を取り留めたミリーだったが、次の朝目覚めるとミリーとブッチャーの身体が入れ替わっている事に気づく。
短剣には秘められていた魔力があり、それが解放され、2人の中身が入れ替わってしまっていたのだ。
ミリーは自分が50代の男性の肉体、しかも、指名手配中の殺人鬼の肉体と入れ替わったのを知り慌てふためいたが、バーニーは女子高生の姿になった事で警察にも追われなくなり、学校の生徒を殺す虐殺計画を進めていた。
しばらくして、ミリーはバーニーから肉体を取り戻すべく友人ナイラ（セレステ・オコナー）とジョシュ（ミーシャ・オシェロヴィッチ）の協力を取り付けたが、24時間以内に身体を取り戻さないと二度と元に戻れない事を知り、彼女に残された時間は24時間も残されてはいなかった・・・
『ザ・スイッチ』みどころは？
コメディホラーだけどしっかりグロい！
本作品はがっつりホラーという訳ではなく、コメディ要素もあるホラー作品となっております。
怖さはほぼないと言ってもいいかと思いますが、その分ブッチャーの猟奇的な殺人シーンはかなりグロいです。
自分も殺人シーンはさすがに目を逸らしました（笑）
ホラー、スプラッター系が好きな方はもちろんの事、好きだけどそこまで怖いのは得意ではないという方にも進行はポップに進んでいくのでオススメできる作品かと思います。
大男の殺人鬼が女子高生になった演技は見物
殺人鬼のブッチャー演じる俳優のヴィンス・ヴォーン氏は見た目もかなりの大柄なので、殺人鬼役にはピッタリなのですが、本作は女子高生に入替ってしまいますので、見た目は大柄のおっさんですが、心は女子高生という難しい役柄ですが、見事に演じ切っています。
ヴィンス・ヴォーン氏は多数のコメディ作品に出演しているコメディ俳優でもありますので、コメディ映画で培ったユーモアセンスが光ります。
仕草の1つ1つがほんと細かくて、どう見ても乙女にしか見えなくなりますので、その辺りも要注目です！
冴えない女子高生だが、信頼できる友人との友情も熱い
女子高生役のミリー演じるキャスリン・ニュートン氏は見た目も冴えないし取り巻きからもいじめられ、教師にも標的の的になったりするなかなか辛い役柄を演じていますが、それでも黒人のナイラとゲイのジョシュがミリーの事が大好きで、ミリーも2人の事が大好きな親友です。
この親友達がある意味キーパーソンとなっていきますので、そちらも注目して頂きたいです！
『ザ・スイッチ』海外の評価は？
映画評論サイトで最も信頼されるサイトとして名高いRotten Tomatoes（ロッテントマト）ではどういう評価がされているのかご紹介します。
批評家の評価は83％とCertified Fresh（新鮮保証）を受けており、Audience Score（観客の評価）は80％と高い評価を得ています。
批評家の見解の要約は「女子高生と中年男性が入れ替わるという設定を活かしたスラッシャー映画である。ホラーとコメディの間を自在に行き来することで、『ザ・スイッチ』は他では見られない面白さを出すことに成功した。」との事です。
たしかに君の名はもそうですが、ジョン・トラボルタとニコラス・ケイジが入れ替わっちゃうアクション映画の『フェイス/オフ』等、今までも入れ替わり作品はそこそこありましたが、ホラー作品での入れ替わりはあまり聞いた事がなかったので、斬新なホラーコメディとして受け入れられたようですね。
また、アメリカでは2472館で封切られ、公開初週末に360万ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場1位となり、興行的にも成功したようです。
Amazon Prime Videoでの字幕レンタルは注意が必要
自分は本作品をAmazon Primeでレンタルしたのですが、レビューに字幕がずれているというコメントがありました。
そこまで気にする程でもないだろうと思い、レンタルして視聴してみると、最初の方は気にする程でもなかったのですが、物語が進むにつれてかなり酷くなってきました。
体感で言うと2～3秒ぐらいは字幕が早く表示されて役者が話す頃には字幕が消えているといった状態です。
一応カスタマーサービスには伝えたのですが、そういった現象は見られないという回答が返ってきました。
自分はスマートTVで視聴したのですが、もしかすると違うデバイスではそのような現象がないのかもしれません。
レビューでは字幕がずれているという報告があるという旨も伝えて、上に報告しますとは言ってくれましたが、もしAmazon Primeで視聴される方は注意が必要です。
大分気にはなりましたが、観れなくはなかったという点と、報告したら返金に対応してくれたのである意味ラッキーでした笑
まとめ
いかがだったでしょうか？
自分はクリストファー・ランドン作品は『ハッピー・デス・デイ』で知ったのですが、がっつりホラーではなく、比較的ポップな作品で面白かったので、本作品も注目していました。
自分はがっつりホラーはそこまで得意ではなく、ウォーキングデッド等のゾンビものとかは好きで観ているので、ある程度耐性がある方は凄くオススメできる作品かと思います。
どちらかと言えば、『ハッピー・デス・デイ』の方がグロ描写は控えめなので、こちらの作品から入るのもいいかもしれません。
ホラー+タイムリープもので斬新で面白かったですよ♪
また、プロデューサーのジェイソン・ブラム氏は続編のを作る事に関心を示しているそうなので、是非とも作って頂きたいと思います！
他にもオススメの映画をご紹介してますのでよければ参考にして頂ければ嬉しいです！
以上最後まで読んで頂き、ありがとうございました♪
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