ARK社のETFの種類はどんなのがあるの?
ARK社は全部で9種類のETFを運用しており、アクティブファンド6つと、インデックスファンド3つです。
アクティブファンドは指標を超えた結果を目指すファンド、インデックスファンドは指標に沿った結果を目指すファンドの事です。
今回は、アクティブファンドの6銘柄をご紹介しますね。
ARKK(ARK Innovation ETF)
ARK社の中でも最も有名な銘柄です。
ジャンルを問わず「破壊的イノベーション」を生み出す企業を構成銘柄としています。
正式名称は、ARK Innovation ETFで、経費率は0.75%でETFとしてはかなり高い印象を持つかもしれません。
ここ3カ月はマイナスに転じていますが、それでもかなり高いパフォーマンスを維持しています。
では、現在のトップ10の保有銘柄を見てみましょう。
まさに破壊的イノベーションと言った所でしょうか。
ARKQ(ARK Autonomous Technology & Robotics ETF)
正式名称はARK Autonomous Technology & Robotics ETFで、自動化に貢献する企業が中心です。
ロボティクスや自動運転などに関連する企業が多いです。
こちらも、経費率は0.75%となっております。
ARKKほど伸びはないですが、それでもこのパフォーマンスは凄いです。
現在のトップ10の保有銘柄を見てみましょう。
こちらもテスラがトップに組み入れられていますね。
自動運転分野でGoogleの親会社Alphabetが入っているのが特徴で、中国のBaidu、JD.comなどにも分散されています。
ARKW(ARK Next Generation Internet ETF)
正式名称はARK Next Generation Internet ETFで、次世代のインターネットサービスに特化しており、AIやクラウドコンピューティング、ブロックチェーンなどの銘柄が中心です。
経費は少し上がって0.79%となっております。
最近は値動きはあまりないようですが、創業以来だと、のちに紹介するARKFの次に高いパフォーマンスを発揮しているようです。
現在のトップ10の保有銘柄を見てみましょう。
ここでもテスラがトップですね。ARKとテスラはもうズブズブです。テスラが堕ちる時はARKも一緒に心中という事ですね。
ARKG(ARK Genomic Revolution ETF)
正式名称はARK Genomic Revolution Multi-Sector ETFで、ゲノムやバイオ銘柄をテーマとしたETFで、経費率は0.75%となっております。
ここの所のパフォーマンスはマイナスが続いていますね。
現在のトップ10の保有銘柄を見てみましょう。
またしてもテスラがと思ったらテラドックでした。テラドックはARKK、ARKWにも組み込まれていますね。
ARKF(ARK Fintech Innovation ETF)
正式名称ARK Fintech Innovation ETFで、フィンテックに特化したETFでブロックチェーンや決済プラットフォームがメインのETFとなります。
経費率は0.75%となります。
こちらは2019年に出来たばかりでまだデータが少ないので、何とも言えませんが、創業以来55.28%と脅威のパフォーマンスを発揮しています。
現在のトップ10の保有銘柄を見てみましょう。
ここでのトップはSquareがトップで、南米のAmazonと言われるメルカドリブレ、東南アジアのAmazonのSEAなどが組み入れ上位となっています。
ARKX(ARK Space Exploration&Innovation ETF)
正式名称ARK Space Exploration&Innovation ETFで、なんと2021年3月30日に運用開始されたばかりです。名前の通り、宇宙探査に従事する企業の国内および海外の株式に投資します。
ARKもついに宇宙関連事業に投資したという事はまさに破壊的イノベーション・・・
経費率は0.75%です。
まだ始まったばかりですので、データがなく、チャートでも目立った動きはないので、まさにこれからと言った所でしょう。
現在のトップ10の保有銘柄を見てみましょう。
日本のコマツが上位に入っているのが興味深いですね。
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