こんにちは!投資・映画・時事ネタを主に書いているポンです!
恒例の毎月の資産運用の結果を公開したいと思います。
まずは母の結果を公開しますが、母の口座の運用ルールを申し上げますと、母は毎月の積立てはせず、主に配当金の再投資とたまに株式売買をする事で資産を増やしていきます。
最初の開始資金につきましては以下の記事を参考にお願いします。
結論から言いますと7月は64,946,887円に対し、8月は65,116,841円となりましたので約16万8千円のプラスで前月比約1%増となりました。
8月は再びドル円の為替も131円台➡139円台まで上昇していき、個別銘柄の決算やジャクソンホールでのパウエル議長の発言等で10年債が再び上昇しました。
その結果月末にかけて株価が大きく下落して不安定な相場でした。
インフレは鈍化の傾向が見られるものの、FRBはまだまだ金融緩和には程遠いスタンスなので引き続き難しい相場が続きそうです。
それではここから結果を公開していきますので、サクッと見たい方は最後のまとめに結果だけ記載しておりますので、流し見でまとめに飛んで頂いても結構です♪
母の資産の保有銘柄一覧
それでは母の資産の保有銘柄と現在の運用益を解説していきますね。
三菱UFJ国際ーeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
全世界株式(通称オルカン)は地球丸ごと買いとも言われてるぐらい分散が効いている投資信託です。
こちらは長期保有を目的としていますので、暴落しても気にせずNISA期間中は塩漬けしていきたいと思います。
まずは、投資信託のNISA枠で、120万円を2020年12月15日に購入しまして、現在の評価金額は1,613,069円ですので+413,069円の含み益となっております。
7月は1,598,664円でしたので、前月比̟+14,405円となりました。
iシェアーズコア 米国総合債券市場ETF (AGG)
2つ目は、 iシェアーズコア 米国総合債券市場ETFのAGGです。
AGGはは7,000本以上の優良債券に分散投資してくれているし、その分散先の約68%以上が格付けが最高ランクであるAAA(トリプルエー)の債券に分散投資してくれているのであまりリスクを取りたくない方は債券のETFをポートフォリオの一部に入れるといいでしょう。
金利が上がると株価は下がり、金利が下がると株価が上がる傾向にある為、株価と値動きが逆に動きやすい特性がある為、保険的な役割を担っています。(もちろん必ずそうとは言い切れませんが)
経費率も0.03%と安いのでオススメです!
また、高配当ETFは基本4半期に1回の分配金ですが、AGG等の債券は毎月分配金をくれるので毎月お小遣いをくれるので、毎月分配金欲しい方にもオススメです♪
年間の分配利回りは現在1.95%で毎月分配というのも魅力だったのですが、金融引締め時は債券が売られやすい傾向にある為、債券価格は取得時よりかなり下がってきました。
しかし7月は+231,695円の含み益でしたが、8月は+246,198円の含み益となっており、前月より+14,503円となっています。
下がってきてるのになぜプラスなのかと言うと、為替の関係で、当時は現在より円高だった影響で円換算でプラスとなっている為です。
ちなみに8月の配当金は21.72ドルでした。
株価は下がってきてますが、毎月の配当が増えてますね。
iシェアーズコア 米国高配当株ETF HDV
3つめはiシェアーズコア 米国高配当株ETF HDVです。
HDVはエネルギー、ヘルスケア、通信をメインとした財務優良な米国の高配当株70~80銘柄に投資するファンドとなります。
こちらは3,6,9,12月の年4回分配金が入ってくるのですが、現在3.13%の分配利回りとなります。
7月は+5,953,802円でしたが、8月は+6,143,298円の含み益となり、前月より+189,496円となっています。
株価は先月より下がってますが、円安の影響で円換算ではプラスになってますね。
9月は配当月なので引き続きホールドしていきます。
SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF SPYD
4つめはSPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF SPYDです 。
このSPYDはS&P500を指標とした米国の代表的な500銘柄で構成されている中で、配当利回りの上位80銘柄を選定したのがSPYDというんですが、現在の配当利回りは、3.89%とHDVよりも高く、しかもHDVと相性がいいとされている銘柄なんですよね。
7月は+11,473,083円の含み益に対し、8月は+11,807,373円の含み益となり、前月比+334,290円となりました。
こちらもHDV同様プラスにはなりましたが先月と比べほぼ横ばいになりましたので、この辺りが底なのかもしれませんね。
引き続きホールドしていきます。
9月は配当月なので増配期待です。
バンガード米国高配当株式ETF VYM
5つめはバンガード米国高配当株式ETF VYMです。
VYMは約395銘柄に分散投資されており、ヘルスケア、金融、消費財といった企業がメインの投資先となっております。
こちらも年4回の分配金があり、配当利回りは現在年3.07%となっております。
こちらは、7月は+921,610円の含み益に対し、8月は+964,213円の含み益となり、前月比+42,603円となっております。
こちらもHDV,SPYD同様プラスになりましたが、VYMの方が戻りが少し早いですね。
安定的に配当も期待出来ますしこれからETFの買い増しの有力候補はVYMで決まりかな?
9月は配当月なので増配を期待します。
グロース個別株
投資信託とETFは以上となります!
ではここからは個別株のご紹介になります。
アファームホールディングス AFRM
まずはアファームホールディングスです。
アファームは、サンフランシスコに本社を置くBuy Now Pay Later(BNPL)という分割後払い決済サービスの会社です。
創業者が元ペイパル幹部のマックス・レヴチンにより2012年に設立されたのでここでもペイパルマフィアが暗躍してますねー。
今アメリカではBLPL事業が大流行している為、今後もまだまだ伸びていく市場だと思います。
ネット通販プラットフォーム大手の『ショッピファイ』や現在保有しているフィットネス事業の『ペロトン』とも提携していますが、アマゾンと提携を発表した事で一気に株価が上昇していきました。
7月は-126,047円の含み損でしたが、8月は-130,957円の含み損と、前月より-4,910円となりました。
8月の決算が悪かったので引き続き買い増しは見送りですね。
マルケタ MQ
次はマルケタです。
こちらはカード発行プラットフォームを運営している企業で、マルケタのカード発行プラットフォームを利用すれば、簡単にプリペイドカードやデビットカード、クレジットカードを発行することができます。
今月保有したアファームもマルケタのプラットフォームを利用しているので、BNPL全ての裏側で利益がある企業といっても過言ではありません。
2021年の2Q決算のカンファレンスコールで、BNPLの前年同期比成長率が350%と異次元のガイダンスを出したので、JPモルガンのアナリストが間違えていないか確認していたぐらい今のトレンドに乗った企業と言えるでしょう。
カード発行プラットフォームは金融監督当局から厳しい監視、技術力、財務力が必要となってくるので参入障壁が高いと言われており、競合といえば非上場のフィンテック企業のストライプ(Stripe)といった所でしょうか。
しかし、マルケタは先ほども述べたように、全てのBNPLの裏方でもある為、BNPLが成長していく限りまだまだ成長していく事でしょう。
7月は-102,129円の含み損でしたが、7月は-119,902円の含み損となり、前月より-17,773円となりました。
地合いでなかなか上がりづらいと思いますが、引き続きホールドしていきます。
ピンタレスト PINS
Webサイト、あるいはPinterest上にある画像を自分のボードに集めることができる画像収集サービスを展開しているアメリカの企業です。
ようやく日本でも認知されてきてる感じがしますがグロースはやはり成長も大事なので鈍化するとなかなか厳しいですね・・・
7月は-312,733円の含み損でしたが、7月は-270,860円の含み損と、前月より+41,873円となりました。
SNAPの7月決算ミスで広告収入で展開してる企業は軒並みやられてますが、何とかプラスです。
8月の決算は良くなかったですが、アクティビストのエリオットが筆頭株主となった事で株価は上昇してなんとか耐えてる状況ですね。
この銘柄も大分厳しい状況で上がってこないですが、引き続きホールドします。
パランティアテクノロジー PLTR
個別株の中で個人的に超一押しです。第2のテスラになると確信してます。
「諜報の世界では知らぬ者がない巨大情報企業が、いよいよ表舞台に姿を現した」とさえ言われているぐらいヤバイ企業です。
シリコンバレーで創業されたデータ分析企業なのですが、日本のSOMPOホールディングスと組み少し話題になりました。
損益はNISAでも購入しているので合わせると、7月は-1,538,812円の含み損で、8月は-1,924,202円の含み損となり 、前月より-385,390円となりました。
下げ幅がハンパないですが、2025年を見据えて引き続きホールド及び買い増しします。
8月の決算はEPSと次期ガイダンスをミスしてしまい、再び最安値に向けて下落していきましたので、引き続きホールドですね。
ペロトン インタラクティブ PTON
ニューヨークで創業されたフィットネス事業を展開しているブランドです。
全然関係ないですが、Netflixの『You』という海外ドラマの1シーンで食事のケータリングを頼むシーンがあったのですが、そこで『ペロトンを操作するより簡単よ♪』というセリフがあるぐらいアメリカでは固有名詞になってきているのですね。
そんなペロトンですが、現在爆損中で、2月の決算もEPS・売上高・ガイダンス全て外しましたが、CEOが元shopify,NetflixのCFOの方に交代になり決算後は上昇しました。
7月は-144,991円の含み損で、8月は-143,509円の含み損と、前月より+1,482円となりました。
そろそろ好材料が欲しい所ですが、まだまだ底が見えませんね。
材料見えない限りホールドというかもはや放置です。
テスラ TSLA
言わずもがなだと思いますが、電気自動車や太陽光発電、総合的な再生可能エネルギー ソリューションを提供するアメリカの企業です。
時価総額はトヨタ・GMなど大手6社の合計価値よりも上回った事で話題になりました。
それだけ夢があるという企業なのでしょう。
そんなテスラですが、こちらの記事(指値?逆指値?成行?投資初心者にこそ絶対覚えておきたい売買の方法)でもご紹介しましたが、以前間違えて売ってしまったんですよね・・・
記事にも記載ある通り670ドルまで下がったら売りたかったのに、間違えて指値売りしてしまった結果、一度はテスラを手放す事になりました。
無事640ドルで買い直す事が出来ましたし、株価も好調なので結果的に良かったですがかなり焦りました。
7月は2,028,102円の含み益で、8月は1,850,307円の含み益と前月より-177,795円となりました。
7月の決算もテスラとしては物足りない決算かもしれませんが、上海のロックダウン等で工場がストップしてた割には頑張ってくれたと思うので良かったです。
8月に3分の1の株式分割になったので個人投資家にとっては買いやすくはなりました。
ツイスト バイオサイエンス TWST
米国のバイオテクノロジー企業です。イーロンマスク率いるNeuralinkという人間の脳とコンピューティングデバイス間のインターフェイスの新しい種類を開発する企業と関わりがある会社なのでバズったらヤバイ事になると思います。
7月は-111,555円でしたが、8月は-115,001円の含み損となり、前月より-3,446円となりました。
イーロンマスクを信じてこちらもまだまだ鬼ホールドしていきます。
この辺りも塩漬け銘柄の仲間入りしそうで辛いです。
この銘柄もここ数カ月延ばしてきてるので完全に底打ちかもしれませんね。
ただ取得単価が高いのでどこかのタイミングで打診買いするのも良いかもしれませんが、他に買いたい銘柄もあるので引き続きホールドしていきます。
ユニティソフトウェア U
独立系ゲーム開発者のために「無料ゲームエンジン」を提供しているアメリカの企業。
先月からようやくプラ転し、決算もクリアしたので大きく上昇し、ATH(最高値)更新となりました。
含み損益はNISA枠でも購入していますので7月は-496,160円の含み損で、8月は-427,540円の含み損と、前月より+68,620円となりました。
メタバース関連の銘柄の1つでもあり、一時は200ドルを超えていたのですが、今後も上昇していきそうな銘柄ではあるんですが、5月の決算をミスして以降下げが止まりません。
ホールドはしますが、8月の決算もミスしてまだまだ底打ちは確認できてないのので買い増しは後回しにしていきます。
アップスタートホールディングス UPST
UPSTは貸し出しリスクの査定にAI(人工知能)を用いて融資を用いる企業です。
記事も書いていますのでよければ参考にして頂ければと思います。
創業者も凄い経歴の方で、パランティア創業者のピーター・ティールも絡んでいますので気になった方は是非ご覧ください。
7月は-299,405円の含み益で、8月は-288,942円の含み益と、前月より+10,463円となりました。
一時は3バガーにもなったのでどこかのタイミングでやはり少しは利確が必要なのかなと思うのですが、売り時が難しいです・・・
金利上昇時はやはり融資企業は厳しいですね・・・
この銘柄もまだ底打ち確認出来ないので引き続きホールドします。
アテリアン ATER
もともとはモホーク(MWK)という会社だったのですが、名称変更となりました。
人工知能を活用した独自技術により、消費者向け製品を販売する、アメリカ合衆国のブランディング会社です。
モホークの時は17.5ドルの時に約2500ドル分購入し、下がる気配があったので37.5ドルで全部売却したので約3000ドル儲かったのですが、28.5ドルまで下がった時に買い直ししたタイミングで買収?されてようやく底かな?と思いきや一時期株価が3ドルまで落ちてましたので、今の所あまり購入はおすすめしません。
7月は-356,076円で8月は-354,549円と前月より+1,527円となりました。
株価は先月と一緒でしたが円安の影響でプラスになってますね。
NISA枠なので終わるまで塩漬けであまり関係ないので引き続きホールドです。
ヒムズ&ハーズヘルス HIMS
こちらの銘柄はUPST同様2021年7月からの保有銘柄になります。
ピーター・ティール関連の銘柄になります。
詳しくは以下の記事に書いてますので良ければご覧下さい。
7月は-17,809円の含み損でしたが、8月は-2,544円の含み損と、前月から+15,265円となりました。
ずっと強い成長を見せてくれましたが、なぜかずっと右肩下がりの銘柄です。
しかしここ1,2カ月でようやく底打ちの兆しが見えてきたような値動きをしており、8月の決算も良かったのでNISA枠で6.45ドルで100株買い増ししました。
またタイミングを見てで買っていきたいと思います。
まとめ
上記全てが母の資産で保有している銘柄の8月の結果です。
以上となりました。
2020年12月から本格的に運用開始したので現在は約2211万7千円プラスという結果になりました。
8月は前半は上昇トレンドが続いていましたが、ジャクソンホールのパウエル議長のインフレ退治する為にはまだまだ利上げの手を緩めるつもりはないスタンスを打ち出して大きく下げました。
9月はレイバーデイ明けが相場の転換点になりやすいと言われており、QT(量的引き締め)も950億ドルと倍になるので株価にどのように影響があるか不安要素が多いです。
既に織り込まれてはいるものの、いざ始まると下がるなんて事も十分ありえますし、9月は一番パフォーマンスが悪い月とも言われてますので慎重にいきたいですね。
配当月と重なるので配当でどれだけ耐えてくれるかといった所でしょうか。
自分は投資を初めて2年ぐらいになりますが、個別株は買い時もそうですが、売り時もめちゃくちゃ難しいです。
今後は個別株は決算良くて上昇しても一部利確する等で売買の頻度を高める必要があるのかなと感じました。
そしてまだ株をしていない方は、株価が軟調になっている今が逆に始めやすいのではないかと思います。
生活余剰金を用意した上(月額固定費の半年~1年分)で開始する事をオススメしますが、銘柄さえ間違えなければ、歴史を見てもほぼ100%と言ってもいいほど銀行に預けておくよりはいいと思いますのでまずは口座開設から初めてみましょう♪
自分は楽天証券の口座もありますが、SBI証券をメインに使ってます。
最近はSBI・VシリーズというSBI証券のみの商品で、
SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド
という銘柄が購入できるようになり、経費率も超格安で新しく始める方にはもってこいの銘柄となっておりますので、購入の参考にしてくださいね♪
口座開設の細かな手順方法は『お金の大学』でも有名な両学長のブログに詳しく解説されてありますので、そちらをご確認下さい。
【簡単】SBI証券の口座開設手順を解説してみた(初心者向け)
以上今回も最後まで読んで下さりありがとうございました!
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