投資初心者に超簡単なチャート分析指標『移動平均線』見方や組み合わせを解説

投資

今回は投資に関する記事になります。

自分はまだ株を始めて1年足らずですが、未だに株のチャートの見方があまりよくわかっていません。

1日の取引時間中の株価の値動き(始値、終値、高値、安値)を1本のローソクの形で表現したローソク足ですら正直あまりよくわかっていません。

陽線だか陰線やら上ヒゲだか下ヒゲだかサッパリです(笑)

覚えているに越した事はないですが、正直めんどくさいですよね。

なので、今回は投資初心者でも超簡単に覚えれるチャート分析をご紹介します。

移動平均線とは?

超簡単な分析指標とは、移動平均線と言います。

移動平均線とは一定期間の株価の終値の平均をグラフにしたものを呼び、トレンド分析の中でも最もポピュラーな手法の1つです。

移動平均線にも色々種類があるのですが、今回は単純移動平均線についてお話します。

まじで超簡単です。

これだけじゃ何の事かわからないと思うので、もう少し詳細に説明します。

yahoo finance

上記の画像には、緑、黄、赤の線が描かれていますよね。

緑は、直近25日の株価の平均値

黄色は、直近75日の株価の平均値

赤色は、直近13週の株価の平均値を表しています。

これらを移動平均線と呼び、1本の線だけではあまり意味をなさないのですが、2本や3本の期間の違う線を組み合わせて相場のトレンドや売買のタイミングを見極める指標になります。

有名なのは5日移動平均線25日移動平均線短期長期を組み合わせて売買のタイミングを見るゴールデンクロスデッドクロスがあります。

では、ゴールデンクロスとデッドクロスとはどういう状況の事を指すのか解説していきます。

ゴールデンクロスとは?

聖闘士星矢みたいな名前ですが、移動平均線には、株価が上昇、下落に転じる大事なサインがあります。

ゴールデンクロスとは、短期の移動平均線が、中・長期の移動平均線を下から上へと突き上げる事を言います。

全てがそうとは限りませんが、短期の移動平均線が中・長期の移動平均線よりも下の場合は、比較的安値という事ですね。

そして下から上へ突き上げようものなら上昇のサインという事です。

しかし、上昇のサインでも、交差する角度がゆるやかであれば、サインが弱いので信頼性は低い言われています。

反対に突き上げるかのように交差する角度がきつければ、サインが強いので信頼性が高いと言われています。

デッドクロスとは?

ゴールデンクロスがあれば、当然その逆もありますよね。

下落のサインとして、短期の移動平均線が、長期の移動平均線を上から下に抜く現象のことをデッドクロスと言います。

短期の移動平均線が上に来ているという事は、比較的高値にあるという事なので、売るタイミングを読みたいですよね。

なので、中・長期の移動平均線を上から下に抜きそうな状況であれば、保険の為に逆指値売りをしておくのもいいかもしれません。

自分は先日のテスラで下がったら売ろうと思ってたのに間違えて売ってしまったので、売り方については以前の記事をご参考にお願いします。

指値?逆指値?成行?投資初心者にこそ絶対覚えておきたい売買の方法

デッドクロスも同様に、下降のサインでも、交差する角度がゆるやかであれば、サインが弱いので信頼性は低い言われています。

反対にナイアガラの滝のように交差する角度がきつければ、サインが強いので信頼性が高いと言われています。

注意点

ゴールデンクロス、デッドクロスの分析は、短期投資(1日~1ヶ月での売買)には向かないとされています。
なので、交差現象が起きる度に度売買を繰り返すのは危険です。
長期投資(3ヶ月以上)の場合に、目安として分析に使用することをオススメします。

実際のチャートで見てみよう♪

移動平均線や、ゴールデンクロス・デッドクロスがお分かりになられた所で、実際のチャートでどういう箇所がゴールデンクロスやデッドクロスなのか見てみましょう。

HIMS:SBI証券チャート図

上記は、自分が先日購入した銘柄でもあるヒムズ&ハーズヘルス(HIMS)の6カ月チャートになるのですが、青丸の部分をご覧いただけますでしょうか。

緑の5日移動平均線が25日移動平均線を下から上へ突き抜けていますよね。

角度も鋭いので、信頼性は高く急上昇していますので、ゴールデンクロスの完成です。

こういう場合は、紫の移動平均線を交差する少し上あたりで逆指値で買い注文しておくと、購入直後から含み益が発生し、メンタルも落ち着く事でしょう。

そうなると赤丸の部分がデッドクロスですよね。

5日移動平均線が、25日移動平均線のみならず、50日移動平均線も超えて下降しています。

この時、中期よりも長期の移動平均線の方が、交差した時の上昇・下降は大きくなるので注意が必要です。

丸をつけていない箇所も交差している所はありますが、冒頭部分でもお話したように、交差する角度がゆるやかな為、信頼性も低く、そこまで上昇・下降をしていませんね。

自分は最近HIMSを購入したばかりなのですが、短期の移動平均線が中・長期の移動平均線よりも下にいる事から安値だと思い、購入しました。

HIMSはもっと上がると予想しているので、別記事にHIMSの事も書いてますのでご覧下さい。

10バガー候補!?HIMSがSBI等でも購入が可能になったので解説

まとめ

いかがでしたでしょうか。

移動平均線ぐらいなら簡単に覚えれそうじゃないですか?
これを入口にして自分の出来る範囲でコツコツと分析ツールを覚えていけば、投資も今後より良い結果に繋がっていくと思います。

移動平均線に限らずですが、分析とはあくまで傾向であり必ずとは限りません

様々な要因により株価は変動するので、くれぐれも投資は自己責任でお願いします。

以上読んで頂き、ありがとうございました!

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