映画『ファナティック ハリウッドの狂愛者』解説 トラボルタが激ヤバストーカーを怪演

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こんにちは!投資・映画・時事ネタを主に書いているポンです!

今回は映画『ファナティック ハリウッドの狂愛者』をご紹介させて頂きます!

限りなくネタバレは排除しておりますので最後まで安心して読んで頂ければと思います。

それでは作品情報・予告動画・あらすじ・みどころ・評価等を解説していきますのでご覧ください♪

『ファナティック ハリウッドの狂愛者』作品情報・キャスト・予告動画ほか

原題:The Fanatic
製作年:2019年
製作国:アメリカ
日本公開日:2020年9月4日
上映時間:88分
監督:フレッド・ダースト
出演:ジョン・トラボルタ、デヴォン・サワ、アナ・ゴーリャほか

予告動画

映画『ファナティック ハリウッドの狂愛者』予告編

監督のフレッド・ダーストの名前にどこか既視感があるぞ・・・・?

Limp Bizkitのボーカルのフレッド・ダーストやないかい!

wikiの写真見ても最初同名の別の人かなと思ったぐらい2度見してしまいました(笑)

普段はニューヨークヤンキースのキャップをかぶっているのがトレードマークなので余計に見間違えました(笑)

昔めちゃくちゃ聴いてたんで知った時に1人テンション上がりましたが、Limp Bizkitを知らない方に簡単にご説明しますね。

Limp Bizkitとは

1994年にアメリカのフロリダ州で結成されたニューメタル/ラップメタル・バンド(ミクスチャーとも言う)。

1997年にデビューアルバムが200万枚を超えるセールスを記録します。

2000年には3作目のアルバム『Chocolate Starfish And The Hot Dog Flavored Water』が全米初登場1位を記録、1200万枚を超える大ヒットとなったニューメタル好きな人からすると知らない人はいないぐらい超大御所バンド。

Limp Bizkitを知らない方でもトム・クルーズ主演の『ミッション・インポッシブル2』を観られた方でしたらエンディングテーマに使用されているこの曲なら聴いた事があるかもしれませんね。

Limp Bizkit Take a look around (HD)

また、アメリカ最大のプロレス団体のWWEのスーパースターのアンダーテイカーの入場曲にも使用されていたりします。

Limp Bizkit – Rollin' (Official Video)

そんなこんなで話が脱線しましたが、まさか映画の監督業までしてたなんてビックリしました(笑)

監督業としては本作品で3作目のようですが、ジェシー・アイゼンバーグ主演の『The Education of Charlie Banks』(2007)や、アイス・キューブ主演『奇跡のロングショット』(2008)でメガホンを執って以来となりますので実に11年ぶりの復帰作という事ですね。

主演は『サタデー・ナイト・フィーバー』で一世を風靡した大物俳優のジョン・トラボルタが主演を務めます。

『ファナティック ハリウッドの狂愛者』あらすじ

ハリウッドの大通りでパフォーマーとして日銭を稼ぐムース(ジョン・トラボルタ)は大の映画オタク

その中でも人気俳優のハンター・ダンパー(デヴォン・サワ)の熱狂的なファンであるムースは、いつかダンバーからサインをもらう事を夢見て冴えない日々を送っていた。

そして念願叶って参加したダンバーのサイン会で彼から冷たくあしらわれ、ムースは酷くショックを受ける。

そこでパパラッチをしている友人のリア(アナ・ゴーリャ)から悪事を働かない事を条件にハリウッドセレブの住所がわかるアプリを教えてもらい、ダンバーの豪邸を突き止める。

何度となくダンバーにファンとしての気持ちを伝えようと接触を試みるも気味悪がられて激しく拒絶されてしまう。

そして次第にエスカレートしていく行動は、やがて狂気に満ちたストーカーへと変貌していく。

『ファナティック ハリウッドの狂愛者』みどころは?

ジョン・トラボルタの見事なまでの怪演っぷり!

本作品は正直見どころはジョン・トラボルタの狂気じみた演技をただひたすら約90分間見続ける事しかありません笑

たまにあるオタクが勘違いしちゃったパターンでストーカーに発展していくというストーリーを描きたかったのかもしれませんが、おそらくオタクのムースは何かしらの障害を抱えています(笑)

ダンバー以外の事に関して言えば、やってはいけない事の善悪はついているのですが、ダンバーの事になると平気で家に侵入してしまうのですから自分はあくまでも純粋な「ファン」であると自負しています。

そしてある言葉を言われると、強く拒否反応を起こしてしまいますから、やはりオタクがストーカーになったというよりも何かしらの障害を持った大人がたまたまオタクだったという表現が正しいのかもしれません。

ジョン・トラボルタは最初はスター役として起用される予定だった⁉

本作品は、最初はジョン・トラボルタがスター役として起用される予定だったと公式ツイッターで発言しています。

しかしまさかジョン・トラボルタ自身がストーカー役を希望したのは驚きですね。

イメージチェンジを図るつもりだったのかは定かではないですが、今までにない役柄を演じているのは間違いないですので要注目です。

唐突のLimp Bizkit推し(笑)

フレッド・ダーストが監督なだけあって、作中にもLimp Bizkitの曲が使用されています。

リンプを知らなければ唐突のリンプ推しが始まりますので少し違和感を感じるかもしれません(笑)

ちなみに作中で使われた曲は、『The Unquestionable Truth (Part 1)』というEP作品からの『The Truth』という曲が使用されています。

02 Limp Bizkit-The Truth

正直もっと有名な曲があるのでなんでこの曲を選んだのかも謎です(笑)

いや曲は凄いかっこいいんですけどね・・・

『ファナティック ハリウッドの狂愛者』海外の評価は?

映画評論サイトで最も信頼されるサイトとして名高いRotten Tomatoes(ロッテントマト)ではどういう評価がされているのかご紹介します。

批評家の評価は16%Rotten(腐った)マークでいわゆる駄作認定を受けており、Audience Score(観客の評価)は29%非常に低い評価を得ています。

批評家の見解の要約は「ジョン・トラボルタが奇妙な髪型で渾身の演技を披露しているが、『ファナティック ハリウッドの狂愛者』はファンの感謝の気持ちが有毒な妄想に凝り固まっていくさまを描いた作品としては空虚な印象を与える。場の英雄たちを讃えるに相応しい出来映えである。」との評価です。

第40回ゴールデンラズベリー賞にノミネート及び受賞される

ロッテントマトで酷評されているのもそれもそのはずで、ゴールデンラズベリー賞で本作品がノミネートと受賞しています。

ゴールデンラズベリー賞とは、毎年、アカデミー賞授賞式の前夜に「最低」の映画を選んで表彰するもので、別名ラジー賞(Razzies)とも呼ばれている賞の事を言います。

そこで本作品は最低作品賞をノミネート、監督のフレッド・ダーストが最低監督賞をノミネート、そしてジョン・トラボルタに関しては最低主演男優賞を受賞してしまいます。

しかもジョン・トラボルタに関しては『ワイルド・レース』という作品でも最低主演男優賞を受賞してしまうW受賞という結果ですから、かなり不名誉な結果となりました(笑)

まとめ

いかがだったでしょうか?

本作品はフレッド・ダーストも音楽アーティストとしてめちゃくちゃ人気があったので、自身の実体験を元に作ったそうです。

ストーリーは結構めちゃくちゃな印象でしたが、おそらく伝えたかったのはスターにもプライベートがあり、ファンを大事にするのは当たり前の事だけど、距離感をお互い間違ってはいけないという事を伝えたかったのかもしれません。

自分も本作品は超駄作の部類に入りますが、自分はこういうしょうもないB級映画は結構好きだったりするのでなかなか楽しめました!

是非皆さんもしょうもないB級映画を観たくなったり、ジョン・トラボルタの怪演・リンプ好きな方はご覧になってみてはいかがでしょうか?

以上最後まで読んで頂き、ありがとうございました♪

他にもオススメの映画をご紹介してますのでよければ参考にして頂ければ嬉しいです!

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