こんにちは!投資・映画・時事ネタを主に書いているポンです!
月末になりましたので、恒例の毎月の資産運用の結果を公開したいと思います。
まずは母の結果を公開しますが、母の口座の運用ルールを申し上げますと、母は毎月の積立てはせず、主に配当金の再投資とたまに株式売買をする事で資産を増やしていきます。
最初の開始資金につきましては以下の記事を参考にお願いします。
結論から言いますと11月は58,356,422円に対し、12月は61,072,342円となりましたので約251万のプラスで前月比約4.5%増となりました。
そして2カ月ぶりの資産が最高値を更新しました。
11~1月の米国市場はアノマリー(理論的ではなく経験に基づく事象)的に強いとされているのですが、11月はオミクロン株の影響で下落しましたが、その影響も解消され結果的には上昇月になりました。
サクッと見たい方は最後のまとめに結果だけ記載しておりますので、流し見でまとめに飛んで頂いても結構です♪
母の資産の保有銘柄一覧
それでは母の資産の保有銘柄と現在の運用益を解説していきますね。
三菱UFJ国際ーeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
全世界株式(通称オルカン)は地球丸ごと買いとも言われてるぐらい分散が効いている投資信託です。
こちらは長期保有を目的としていますので、暴落しても気にせずNISA期間中は塩漬けしていきたいと思います。
まずは、投資信託のNISA枠で、120万円を2020年12月15日に購入しまして、現在の評価金額は1,618,984円ですので+418,984円の含み益となっております。
11月は1,561,268円でしたので、前月比+57,716円のプラスとなりました。
iシェアーズコア 米国総合債券市場ETF (AGG)
2つ目は、 iシェアーズコア 米国総合債券市場ETFのAGGです。
AGGはは7,000本以上の優良債券に分散投資してくれているし、その分散先の約68%以上が格付けが最高ランクであるAAA(トリプルエー)の債券に分散投資してくれているのであまりリスクを取りたくない方は債券のETFをポートフォリオの一部に入れるといいでしょう。
金利が上がると株価は下がり、金利が下がると株価が上がる傾向にある為、株価と値動きが逆に動きやすい特性がある為、保険的な役割を担っています。(もちろん必ずそうとは言い切れませんが)
経費率も0.03%と安いのでオススメです!
また、高配当ETFは基本4半期に1回の分配金ですが、AGG等の債券は毎月分配金をくれるので毎月お小遣いをくれるので、毎月分配金欲しい方にもオススメです♪
年間の分配利回りは現在1.77%なので母の場合だと年間約68,000円入ってくる計算になります。
11月は+214,026円の含み益でしたが、12月は+253,462円の含み益となっており、前月より+39,436円のプラスとなっています。
取得時が117.94USDで、今下がっているのになぜプラスになっているのかと言いますと、為替の関係で、当時は現在より円高だった影響でプラスになっています。
ちなみに12月の配当金は25.99ドルでした。
iシェアーズコア 米国高配当株ETF HDV
3つめはiシェアーズコア 米国高配当株ETF HDVです。
HDVはエネルギー、ヘルスケア、通信をメインとした財務優良な米国の高配当株70~80銘柄に投資するファンドとなります。
こちらは3,6,9,12月の年4回分配金が入ってくるのですが、現在3.48%の分配利回りとなります。
11月は+1,949,985円の含み益でしたが、12月は+3,106,164円の含み益となり、前月より+1,156,179円のプラスとなっています。
12月の配当は974.41ドルと前月比では大きく増配となりましたが、年間では微減という結果になりました。
SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF SPYD
4つめはSPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF SPYDです 。
このSPYDはS&P500を指標とした米国の代表的な500銘柄で構成されている中で、配当利回りの上位80銘柄を選定したのがSPYDというんですが、現在の配当利回りは、3.70%とHDVよりも高く、しかもHDVと相性がいいとされている銘柄なんですよね。
11月は+5,431,097円の含み益に対し、12月は+7,643,700円の含み益となり、前月比+2,212,603円のプラスとなりました。
12月の配当はまさかの521.11ドルという過去最低の配当となり、前年と比べても減配という結果になりました。
これはちょっと予想だにしていなかったのでなかなか厳しい結果となりました。
配当目的のコアの銘柄だったので、今後はちょっと銘柄変更も検討する必要があるかもしれませんね。
バンガード米国高配当株式ETF VYM
5つめはバンガード米国高配当株式ETF VYMです。
VYMは約395銘柄に分散投資されており、ヘルスケア、金融、消費財といった企業がメインの投資先となっております。
こちらも年4回の分配金があり、配当利回りは現在年2.77%となっております。
こちらは、11月は+489,090円の含み益に対し、12月は+669,402円の含み益となり、前月比+180,312円のプラスとなっております。
12月の分配金は135.03ドルという結果になりました。
年々増配傾向にありますので配当の買い増し銘柄としては安心できる銘柄かもしれませんね。
グロース個別株
投資信託とETFは以上となります!
前月のオミクロン株の影響を帳消しにする上昇で良かったです。
ではここからは個別株のご紹介になります。
2銘柄買い増しを行いましたので合わせて紹介していきます。
それではいきます!
アファームホールディングス AFRM
まずはアファームホールディングスです。
アファームは、サンフランシスコに本社を置くBuy Now Pay Later(BNPL)という分割後払い決済サービスの会社です。
創業者が元ペイパル幹部のマックス・レヴチンにより2012年に設立されたのでここでもペイパルマフィアが暗躍してますねー。
今アメリカではBLPL事業が大流行している為、今後もまだまだ伸びていく市場だと思います。
ネット通販プラットフォーム大手の『ショッピファイ』や現在保有しているフィットネス事業の『ペロトン』とも提携していますが、アマゾンと提携を発表した事で一気に株価が上昇していきました。
こちらは12月21日に96.6ドルで5株買い増ししています。
11月は+19,729円の含み益でしたが、12月は-6,114円の含み損と、前月より-25,843円のマイナスとなりました。
BNPL関連銘柄はまだまだこれから伸びていくと思うので引き続き保有していきたいと思います。
マルケタ MQ
次はマルケタです。
こちらはカード発行プラットフォームを運営している企業で、マルケタのカード発行プラットフォームを利用すれば、簡単にプリペイドカードやデビットカード、クレジットカードを発行することができます。
今月保有したアファームもマルケタのプラットフォームを利用しているので、BNPL全ての裏側で利益がある企業といっても過言ではありません。
2021年の2Q決算のカンファレンスコールで、BNPLの前年同期比成長率が350%と異次元のガイダンスを出したので、JPモルガンのアナリストが間違えていないか確認していたぐらい今のトレンドに乗った企業と言えるでしょう。
カード発行プラットフォームは金融監督当局から厳しい監視、技術力、財務力が必要となってくるので参入障壁が高いと言われており、競合といえば非上場のフィンテック企業のストライプ(Stripe)といった所でしょうか。
しかし、マルケタは先ほども述べたように、全てのBNPLの裏方でもある為、BNPLが成長していく限りまだまだ成長していく事でしょう。
11月の決算は良かったのですが、ロックアップが当初の12月6日から11月12日となった為、結構売られて下がってしまいました。
一旦売ってまた入ろうと思ってたのですが、一気に含み損になった為、ライトスピードを売却した一部をマルケタに回しました。
22.7ドルで39株購入して合計68株になりました。
11月は-37,666円の含み損でしたが、12月は-54,736円の含み損となり、前月より-17,070円のマイナスとなりました。
今は含み損ですが、決算も良かったのでとりあえず次の決算までホールドします。
ピンタレスト PINS
Webサイト、あるいはPinterest上にある画像を自分のボードに集めることができる画像収集サービスを展開しているアメリカの企業です。
ずっと株価が低迷して11月の決算にかけていたのですが、EPS(1株あたりの利益)、売上高とも予想を上回り、その後株価は少し上昇はしました。
しかし、月間アクティブユーザーが全世界では1%の微増でしたが、アメリカでは10%減少していた事もあり、再び決算前より株価が下がり、ちょっと雲行きが怪しくなってきました。
ようやく日本でも認知されてきてる感じがしますがグロースはやはり成長も大事なので鈍化するとなかなか厳しいですね・・・
11月は-176,681円の含み損でしたが、12月は-201,507円の含み損と、前月より-24,826円のマイナスとなりました。
引き続きホールドします。
パランティアテクノロジー PLTR
個別株の中で個人的に超一押しです。第2のテスラになると確信してます。
「諜報の世界では知らぬ者がない巨大情報企業が、いよいよ表舞台に姿を現した」とさえ言われているぐらいヤバイ企業です。
シリコンバレーで創業されたデータ分析企業なのですが、日本のSOMPOホールディングスと組み少し話題になりました。
パランティアは長期投資目的なので12月22日に18.87ドルで20株と、12月27日に18.60ドルで30株の合計50株買い増ししました。
損益はNISAでも購入しているので合わせると、11月は-447,415円の含み損で、12月は-719,547円の含み損となり 、前月より-272,132円のマイナスとなりました。
下げ幅がハンパないですが、20ドル台で推移するうちは買い増し候補として愚直に積み増していこうと思います。
ペロトン インタラクティブ PTON
ニューヨークで創業されたフィットネス事業を展開しているブランドです。
全然関係ないですが、Netflixの『You』という海外ドラマの1シーンで食事のケータリングを頼むシーンがあったのですが、そこで『ペロトンを操作するより簡単よ♪』というセリフがあるぐらいアメリカでは固有名詞になってきているのですね。
そんなペロトンですが、現在爆損中で、11月の決算もEPS・売上高・ガイダンス全て外した為、更に下落していきました。
11月の結果は-107,799円の含み損で、12月は-116,486円の含み損と、前月より-8,687円のマイナスになりました。
この銘柄も塩漬け銘柄の仲間入りを果たしました。
テスラ TSLA
言わずもがなだと思いますが、電気自動車や太陽光発電、総合的な再生可能エネルギー ソリューションを提供するアメリカの企業です。
時価総額はトヨタ・GMなど大手6社の合計価値よりも上回った事で話題になりました。
それだけ夢があるという企業なのでしょう。
そんなテスラですが、こちらの記事(指値?逆指値?成行?投資初心者にこそ絶対覚えておきたい売買の方法)でもご紹介しましたが、以前間違えて売ってしまったんですよね・・・
記事にも記載ある通り670ドルまで下がったら売りたかったのに、間違えて指値売りしてしまった結果、一度はテスラを手放す事になりました。
無事640ドルで買い直す事が出来ましたし、株価も好調なので結果的に良かったですがかなり焦りました。
10月の決算が好調だったのですが、CEOのイーロンマスク氏がTwitterで保有している株の10%を売った方がいいかというアンケートで過半数がYesとなった為に、結構売られて株価は下落していきました。
もともとマスク氏はもともと期限付きの株を売る予定でしたが、世論を味方につけて有言実行で売るというストーリーを作ったとされているので、やはりこの方は天才だなと。
ホルダーからすると辛い所ではありますが、現在は5%ほど売られているので、売り切るまではヨコヨコの展開になりそうですね。
11月は+2,500,543円の含み益で、12月は+2,153,973円の含み益と前月より-346,570円のマイナスになりました。
前月比マイナスにはなりましたが、マスク氏の株が売り終わったというコメントもあり、また最高値を狙ったような値動きをしてきていますので、引き続きホールドします。
ツイスト バイオサイエンス TWST
米国のバイオテクノロジー企業です。イーロンマスク率いるNeuralinkという人間の脳とコンピューティングデバイス間のインターフェイスの新しい種類を開発する企業と関わりがある会社なのでバズったらヤバイ事になると思います。
11月は-46,651円でしたが、12月は-71,498円の含み損となり、前月より-24,847円のマイナスという結果になりました。
イーロンマスクを信じてこちらもまだまだ鬼ホールドしていきます。
この辺りも塩漬け銘柄の仲間入りしそうで辛いです。
ユニティソフトウェア U
独立系ゲーム開発者のために「無料ゲームエンジン」を提供しているアメリカの企業。
先月からようやくプラ転し、決算もクリアしたので大きく上昇し、ATH(最高値)更新となりました。
含み損益はNISA枠でも購入していますので11月は+565,542円の含み益で、12月は+341,316円と、前月より-224,226円のマイナスでした。
メタバース関連の銘柄の1つでもあり、一時は200ドルを超えていたのですが、今後も上昇していきそうな銘柄なので引き続きホールドしていきます。
アップスタートホールディングス UPST
UPSTは貸し出しリスクの査定にAI(人工知能)を用いて融資を用いる企業です。
記事も書いていますのでよければ参考にして頂ければと思います。
創業者も凄い経歴の方で、パランティア創業者のピーター・ティールも絡んでいますので気になった方は是非ご覧ください。
11月が決算で、クリアはしたのですが、成長の鈍化等の要因で大きく下げてしまう結果となりました。
11月は+299,450円の含み益で、12月は+125,581円の含み益と、前月より-173,869円のマイナスとなっております。
一時は3バガー越えまでいったのですが、現在は2バガーにも届かなくなったので個別株は難しいですね。
決算が良かっただけにホールドはしますが、次の決算次第ではライトスピードのように利確の検討をします。
アテリアン ATER
もともとはモホーク(MWK)という会社だったのですが、名称変更となりました。
人工知能を活用した独自技術により、消費者向け製品を販売する、アメリカ合衆国のブランディング会社です。
モホークの時は17.5ドルの時に約2500ドル分購入し、下がる気配があったので37.5ドルで全部売却したので約3000ドル儲かったのですが、28.5ドルまで下がった時に買い直ししたタイミングで買収?されてようやく底かな?と思いきや一時期株価が3ドルまで落ちてましたので、今の所あまり購入はおすすめしません。
11月は-325,183円で12月は-335,077円と前月より-9,894円とまた下がってきましたので、もはや損切りする気すら起こらなくなってきました・・・
引き続きホールドです。
NISA枠という事もあり5年は塩漬けですかね・・・
ヒムズ&ハーズヘルス HIMS
こちらの銘柄はUPST同様7月からの保有銘柄になります。
ピーター・ティール関連の銘柄になります。
詳しくは以下の記事に書いてますので良ければご覧下さい。
11月は-48,765円の含み損でしたが、12月は-46,831円の含み損と、前月から+1,934円プラスという結果となりました。
ドラッグストア大手のウォルグリーンと提携したりアマゾンに商品が掲載されるようになったので今後の見通しはかなり良いと思うので、引き続きホールドです。
まとめ
上記全てが母の資産で保有している銘柄の12月の結果です。
以上となりました。
2020年12月から本格的に運用開始したので1年の結果で約1807万円プラスという結果になりました。
もちろん含み益は幻ではありますが、引き続き伸ばしていければと思います。
11,12,1月はアノマリー的にも株式市場は上昇しやすいと言われていますが、11月はオミクロンの影響もありマイナスとなりましたが、翌月に盛り返して配当月という事もあり最高値更新となりました。
1月も引き続き上昇してくれたらと思います。
そしてまだ株をしていない方は、生活余剰金を用意した上(月額固定費の半年~1年分)で開始する事をオススメしますが、銘柄さえ間違えなければ、ほぼ100%と言ってもいいほど銀行に預けておくよりはいいと思いますのでまずは口座開設から初めてみましょう♪
自分は楽天証券の口座もありますが、SBI証券をメインに使ってます。
最近はSBI・VシリーズというSBI証券のみの商品で、
SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド
という銘柄が購入できるようになり、経費率も超格安で新しく始める方にはもってこいの銘柄となっておりますので、購入の参考にしてくださいね♪
口座開設の細かな手順方法は『お金の大学』でも有名な両学長のブログに詳しく解説されてありますので、そちらをご確認下さい。
【簡単】SBI証券の口座開設手順を解説してみた(初心者向け)
以上今回も最後まで読んで下さりありがとうございました!
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