今回の記事は映画の『タイム・トゥ・ラン』をご紹介します。
個人的ベストオブ伏線回収作品なので、伏線回収が好きな方でまだご覧になっていない方には凄くオススメです。
自分は伏線回収作品と思わずに観たのでより楽しめましたが、伏線回収作品として観ても楽しめると思います。
『タイム・トゥ・ラン』作品情報
主人公のヴォーンは海外ドラマのウォーキングデッドで最悪で最高の悪役のニーガンを演じたジェフリー・ディーン・モーガンです。
この俳優さんはほんと激渋オジサンなのでついついこの方の作品を観ちゃいます。
ヴォーンの相棒コックスを演じるのは、アメリカ最大のプロレス団体であるWWEの元レスラーのバティスタことデイヴ・バウティスタが務めています。
WWEスーパースターのロック様ことドウェイン・ジョンソンはWWEでも人気で、俳優としても絶大な人気を誇りますが、バティスタはもともとヒール（悪役）だった為、自分も当時はそこまで好きではありませんでした。
しかし、俳優に転身してからは主演も務めたりと頑張っているので、ドウェイン・ジョンソンに続いて人気になって欲しい存在です。
そして元マフィアの大物で巨大カジノのオーナーのポープ役を演じるのはもはや説明不要の大物俳優ロバート・デ・ニーロです。
なかなか豪華な俳優陣なので期待できそうですね。
それではあらすじを書いていきますね。
『タイム・トゥ・ラン』あらすじ
裏社会を牛耳る大物で巨大カジノのオーナーであるポープ（デ・ニーロ）。
そのポープの下で働く元軍人の凄腕ディーラーのヴォーン（ジェフリー・ディーン・モーガン）には、小児がんを患っている1人娘がいた。
その治療には少なくとも30万ドルという高額な治療費が必要だったが、彼の稼ぎだけではとても払えるような額ではなかった。
ポープはどんなに信頼関係があっても金は一切貸さないルールを自ら課している事でヴォーンにも知ってはいたが、それでも長年ディーラーとして勤めてきた信頼関係もあった事から借金の申し込みをするも、
案の定断られてしまう。
しまいには口論となり、ポープからクビを言い渡されてしまうという最悪の結果に・・・
そんな彼に、最近ポープの巨大カジノで働き始めたコックス（バウティスタ）が声をかけてくる。
コックスはカジノに定期的にやってくる客を観察し、犯罪組織がカジノで資金洗浄（マネーロンダリング）していることに気づき、ヴォーンに表沙汰にできない金を金庫から奪おうと持ちかけてきたのだ。
ヴォーンはポープの恐ろしさを知り尽くしているため、一度はその誘いを断ったが、娘の命に背に腹は変えられなくなり、コックスの話に乗ることにする。
実行はコックスの知り合いの2人を加えた計4人で計画し、犯行当日も順調に現金を手にする事に成功するが、逃走する前に気づかれ、更には仲間の1人が裏切って逃げてしまう。
それでも何とか国道まで逃げてきたヴォーンたち3人は、発車間際のバスをジャックする。
バスジャック事件はすぐさま警察の知るところとなり、事件を知ったポープも追手を差し向ける。
果たして警察とマフィアを巻き込んだ三つ巴の状態でヴォーンは逃げ切り、娘の手術代を用意する事は出来るのか！？
壮絶な逃走劇が幕を開ける。
『タイム・トゥ・ラン』アクションとしては微妙・伏線回収としては秀逸
この作品は、ほとんどがバスジャックしたバス内で話が進む為、アクションとしては正直微妙な部類に入ると思います。
その辺りを評価されたのか、海外の批評サイトのロッテントマトではかなり最悪の評価になっています。（ロッテントマトレビューサイト）
話の流れにしても、裏社会を牛耳っているボスの金を盗んだ事がバレて追われるといういかにもな話ではありますが、後半の伏線回収の畳みかけがめちゃくちゃ凄いです！
自分もある程度は予想できたのですが、その予想を遥かに上回る伏線が散りばめられていたので、見ごたえはありました。
なので、あれこれ考えて考察する人には向かない映画なのかもしれません。
あくまでも映画である事と、フィクション作品として頭を空っぽにしてもらった方がより楽しめるような作品だと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
伏線回収作品なので、ネタバレを極限まで省きましたので良さが伝わるかどうかわかりませんが、上映時間も92分と比較的短いのでサクッと観れますし、内容も詰め込んだ感を感じさせないと思います。
あとは、ウォーキングデッドのニーガン役でジェフリー・ディーン・モーガンにハマった自分にとってはひたすら主人公がかっこよかったです！
ロバート・デ・ニーロも相変わらずの重鎮ぶりがハマっているので、俳優が好きな方は掘り出し作品を見つけたぐらいの感覚にはなるのではないでしょうか？
他にもおすすめ映画をご紹介してますので良かったら参考にして頂ければ幸いです。
以上最後まで読んで頂き、ありがとうございました！
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