こんにちは!投資・映画・時事ネタを主に書いているポンです!
恒例の毎月の資産運用の結果を公開したいと思います。
まずは母の結果を公開しますが、母の口座の運用ルールを申し上げますと、母は毎月の積立てはせず、主に配当金の再投資とたまに株式売買をする事で資産を増やしていきます。
最初の開始資金につきましては以下の記事を参考にお願いします。
結論から言いますと12月は61,072,342円に対し、1月は60,069,130円となりましたので約100万3千円のマイナスで前月比約1.6%減となりました。
1月は金利上昇、FOMCの利上げ回数、バランスシート縮小等、株式市場にとってはマイナスな材料があった為に大きく減少しました。
11~1月の米国市場はアノマリー(理論的ではなく経験に基づく事象)的に強いとされているのですが、母の資産が上昇したのは結局12月だけでした。
一時期300万ぐらいマイナスになってたのですが、1月の最後に大きく売られていたハイグロが戻してきたのでなんとか1.6%減ですみました。
しかし2月もまだまだ株式市場にとっては安心できないと思いますので、最低でも決算はクリアしていってもらいたいと思います。
サクッと見たい方は最後のまとめに結果だけ記載しておりますので、流し見でまとめに飛んで頂いても結構です♪
母の資産の保有銘柄一覧
それでは母の資産の保有銘柄と現在の運用益を解説していきますね。
三菱UFJ国際ーeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
全世界株式(通称オルカン)は地球丸ごと買いとも言われてるぐらい分散が効いている投資信託です。
こちらは長期保有を目的としていますので、暴落しても気にせずNISA期間中は塩漬けしていきたいと思います。
まずは、投資信託のNISA枠で、120万円を2020年12月15日に購入しまして、現在の評価金額は1,516,813円ですので+316,813円の含み益となっております。
12月は1,618,984円でしたので、前月比-102,171円となりました。
iシェアーズコア 米国総合債券市場ETF (AGG)
2つ目は、 iシェアーズコア 米国総合債券市場ETFのAGGです。
AGGはは7,000本以上の優良債券に分散投資してくれているし、その分散先の約68%以上が格付けが最高ランクであるAAA(トリプルエー)の債券に分散投資してくれているのであまりリスクを取りたくない方は債券のETFをポートフォリオの一部に入れるといいでしょう。
金利が上がると株価は下がり、金利が下がると株価が上がる傾向にある為、株価と値動きが逆に動きやすい特性がある為、保険的な役割を担っています。(もちろん必ずそうとは言い切れませんが)
経費率も0.03%と安いのでオススメです!
また、高配当ETFは基本4半期に1回の分配金ですが、AGG等の債券は毎月分配金をくれるので毎月お小遣いをくれるので、毎月分配金欲しい方にもオススメです♪
年間の分配利回りは現在1.81%なので母の場合だと年間約73,000円入ってくる計算になります。
12月は+253,462円の含み益でしたが、1月は+187,409円の含み益となっており、前月より-66,053円となっています。
取得時が117.94USDで、今下がっているのになぜプラスになっているのかと言いますと、為替の関係で、当時は現在より円高だった影響でプラスになっています。
金融引締め時は債券が売られやすい傾向にある為、少しポジションを落としてもいいのかもしれませんね。
この辺りはまだまだ勉強不足なのでもう遅いぐらいなのかもしれませんが、検討していきたいと思います。
iシェアーズコア 米国高配当株ETF HDV
3つめはiシェアーズコア 米国高配当株ETF HDVです。
HDVはエネルギー、ヘルスケア、通信をメインとした財務優良な米国の高配当株70~80銘柄に投資するファンドとなります。
こちらは3,6,9,12月の年4回分配金が入ってくるのですが、現在3.45%の分配利回りとなります。
12月は+3,106,164円の含み益でしたが、1月は+3,512,044円の含み益となり、前月より+405,880円となっています。
SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF SPYD
4つめはSPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF SPYDです 。
このSPYDはS&P500を指標とした米国の代表的な500銘柄で構成されている中で、配当利回りの上位80銘柄を選定したのがSPYDというんですが、現在の配当利回りは、3.68%とHDVよりも高く、しかもHDVと相性がいいとされている銘柄なんですよね。
12月は+7,643,700円の含み益に対し、1月は+8,267,257円の含み益となり、前月比+623,557円となりました。
12月の配当は過去最低の配当となり、前年と比べても減配という結果となりましたが、その分株価が伸びた結果となり、含み益が増えました。
個人的には配当重視の銘柄でもあるので3月の配当は期待したい所です。
バンガード米国高配当株式ETF VYM
5つめはバンガード米国高配当株式ETF VYMです。
VYMは約395銘柄に分散投資されており、ヘルスケア、金融、消費財といった企業がメインの投資先となっております。
こちらも年4回の分配金があり、配当利回りは現在年2.83%となっております。
こちらは、12月は+669,402円の含み益に対し、1月は+665,642円の含み益となり、前月比-3,760円となっております。
グロース個別株
投資信託とETFは以上となります!
ではここからは個別株のご紹介になります。
アファームホールディングス AFRM
まずはアファームホールディングスです。
アファームは、サンフランシスコに本社を置くBuy Now Pay Later(BNPL)という分割後払い決済サービスの会社です。
創業者が元ペイパル幹部のマックス・レヴチンにより2012年に設立されたのでここでもペイパルマフィアが暗躍してますねー。
今アメリカではBLPL事業が大流行している為、今後もまだまだ伸びていく市場だと思います。
ネット通販プラットフォーム大手の『ショッピファイ』や現在保有しているフィットネス事業の『ペロトン』とも提携していますが、アマゾンと提携を発表した事で一気に株価が上昇していきました。
12月は-6,114円の含み損でしたが、1月は-68,653円の含み損と、前月より-62,539円となりました。
1月は大きく下げる事となりましたが、BNPL関連銘柄はまだまだこれから伸びていくと思うので引き続き保有していきたいと思います。
2月10日が決算予定なので、決算クリアすれば買い増し候補の1つかなと思っています。
マルケタ MQ
次はマルケタです。
こちらはカード発行プラットフォームを運営している企業で、マルケタのカード発行プラットフォームを利用すれば、簡単にプリペイドカードやデビットカード、クレジットカードを発行することができます。
今月保有したアファームもマルケタのプラットフォームを利用しているので、BNPL全ての裏側で利益がある企業といっても過言ではありません。
2021年の2Q決算のカンファレンスコールで、BNPLの前年同期比成長率が350%と異次元のガイダンスを出したので、JPモルガンのアナリストが間違えていないか確認していたぐらい今のトレンドに乗った企業と言えるでしょう。
カード発行プラットフォームは金融監督当局から厳しい監視、技術力、財務力が必要となってくるので参入障壁が高いと言われており、競合といえば非上場のフィンテック企業のストライプ(Stripe)といった所でしょうか。
しかし、マルケタは先ほども述べたように、全てのBNPLの裏方でもある為、BNPLが成長していく限りまだまだ成長していく事でしょう。
12月は-54,736円の含み損でしたが、1月は-96,387円の含み損となり、前月より-41,651円となりました。
今は含み損ですが、とりあえず次の決算までホールドします。
ピンタレスト PINS
Webサイト、あるいはPinterest上にある画像を自分のボードに集めることができる画像収集サービスを展開しているアメリカの企業です。
ようやく日本でも認知されてきてる感じがしますがグロースはやはり成長も大事なので鈍化するとなかなか厳しいですね・・・
12月は-201,507円の含み損でしたが、1月は-255,270円の含み損と、前月より-53,763円となりました。
2月3日が決算なので、少しでもいい決算を出して回復していってもらえればと思います
引き続きホールドします。
パランティアテクノロジー PLTR
個別株の中で個人的に超一押しです。第2のテスラになると確信してます。
「諜報の世界では知らぬ者がない巨大情報企業が、いよいよ表舞台に姿を現した」とさえ言われているぐらいヤバイ企業です。
シリコンバレーで創業されたデータ分析企業なのですが、日本のSOMPOホールディングスと組み少し話題になりました。
損益はNISAでも購入しているので合わせると、12月は-719,547円の含み損で、1月は-1,307,889円の含み損となり 、前月より-588,342円となりました。
下げ幅がハンパないですが、業績が良い限りは引き続き買い増し及びホールドしていきます。
2月半ばの決算が注目です。
ペロトン インタラクティブ PTON
ニューヨークで創業されたフィットネス事業を展開しているブランドです。
全然関係ないですが、Netflixの『You』という海外ドラマの1シーンで食事のケータリングを頼むシーンがあったのですが、そこで『ペロトンを操作するより簡単よ♪』というセリフがあるぐらいアメリカでは固有名詞になってきているのですね。
そんなペロトンですが、現在爆損中で、11月の決算もEPS・売上高・ガイダンス全て外した為、更に下落していきました。
12月の結果は-116,486円の含み損で、1月は-126,063円の含み損と、前月より-9,577円となりました。
この銘柄も塩漬け銘柄の仲間入りを果たしました。
2月8日が決算ですので少しでも上げて回復してもらいたい所です。
150ドル台まではもう回復しないのかもしれませんね笑
テスラ TSLA
言わずもがなだと思いますが、電気自動車や太陽光発電、総合的な再生可能エネルギー ソリューションを提供するアメリカの企業です。
時価総額はトヨタ・GMなど大手6社の合計価値よりも上回った事で話題になりました。
それだけ夢があるという企業なのでしょう。
そんなテスラですが、こちらの記事(指値?逆指値?成行?投資初心者にこそ絶対覚えておきたい売買の方法)でもご紹介しましたが、以前間違えて売ってしまったんですよね・・・
記事にも記載ある通り670ドルまで下がったら売りたかったのに、間違えて指値売りしてしまった結果、一度はテスラを手放す事になりました。
無事640ドルで買い直す事が出来ましたし、株価も好調なので結果的に良かったですがかなり焦りました。
10月の決算が好調だったのですが、CEOのイーロンマスク氏がTwitterで保有している株の10%を売った方がいいかというアンケートで過半数がYesとなった為に、結構売られて株価は下落していきました。
もともとマスク氏はもともと期限付きの株を売る予定でしたが、世論を味方につけて有言実行で売るというストーリーを作ったとされているので、やはりこの方は天才だなと。
マスク氏自身の株も売り終わり、ようやく不安材料がなくなったと思ったら金利上昇、FOMCの利上げ回数、バランスシート縮小等で株価は伸びません。
1月の決算も良かったのですが、結構下げました。
12月は+2,153,973円の含み益で、1月は+1,577,844円の含み益と前月より-576,129円となりました。
前月比マイナスにはなりましたが、決算も好調だった為、引き続きホールドします。
ツイスト バイオサイエンス TWST
米国のバイオテクノロジー企業です。イーロンマスク率いるNeuralinkという人間の脳とコンピューティングデバイス間のインターフェイスの新しい種類を開発する企業と関わりがある会社なのでバズったらヤバイ事になると思います。
12月は-71,498円でしたが、1月は-98,031円の含み損となり、前月より-26,533円となりました。
イーロンマスクを信じてこちらもまだまだ鬼ホールドしていきます。
この辺りも塩漬け銘柄の仲間入りしそうで辛いです。
2月4日が決算なので良決算を信じたいと思います。
ユニティソフトウェア U
独立系ゲーム開発者のために「無料ゲームエンジン」を提供しているアメリカの企業。
先月からようやくプラ転し、決算もクリアしたので大きく上昇し、ATH(最高値)更新となりました。
含み損益はNISA枠でも購入していますので12月は+341,316円の含み益で、1月は+26,944円の含み益と、前月より-314,372円となりました。
メタバース関連の銘柄の1つでもあり、一時は200ドルを超えていたのですが、今後も上昇していきそうな銘柄なので引き続きホールドしていきます。
こちらは2月3日が決算ですので要注目です。
アップスタートホールディングス UPST
UPSTは貸し出しリスクの査定にAI(人工知能)を用いて融資を用いる企業です。
記事も書いていますのでよければ参考にして頂ければと思います。
創業者も凄い経歴の方で、パランティア創業者のピーター・ティールも絡んでいますので気になった方は是非ご覧ください。
前回の11月の決算は、クリアはしたのですが、成長の鈍化等の要因で大きく下げてしまう結果となりました。
12月は+125,581円の含み益で、12月は-18,919円の含み損と、前月より-144,500円となりました。
一時は3バガー越えまでいったのですが、ついに含み損となってしまいました。
前回決算が良かっただけにホールドはしますが、次の決算は2月15日の予定ですのでプラスに転じて欲しい所です。
アテリアン ATER
もともとはモホーク(MWK)という会社だったのですが、名称変更となりました。
人工知能を活用した独自技術により、消費者向け製品を販売する、アメリカ合衆国のブランディング会社です。
モホークの時は17.5ドルの時に約2500ドル分購入し、下がる気配があったので37.5ドルで全部売却したので約3000ドル儲かったのですが、28.5ドルまで下がった時に買い直ししたタイミングで買収?されてようやく底かな?と思いきや一時期株価が3ドルまで落ちてましたので、今の所あまり購入はおすすめしません。
12月は-335,077円で1月は-347,309円と前月より-12,232円とまた下がってきましたので、もはや損切りする気すら起こらなくなってきました・・・
引き続きホールドです。
NISA枠という事もあり5年は塩漬けですかね・・・
ヒムズ&ハーズヘルス HIMS
こちらの銘柄はUPST同様昨年7月からの保有銘柄になります。
ピーター・ティール関連の銘柄になります。
詳しくは以下の記事に書いてますので良ければご覧下さい。
12月は-46,831円の含み損でしたが、1月は-77,984円の含み損と、前月から-31,153円となりました。
ドラッグストア大手のウォルグリーンと提携したりアマゾンに商品が掲載されるようになったので今後の見通しはかなり良いと思うので、引き続きホールドです。
まとめ
上記全てが母の資産で保有している銘柄の1月の結果です。
以上となりました。
2020年12月から本格的に運用開始したので現在は約1707万円プラスという結果になりました。
11,12,1月はアノマリー的にも株式市場は上昇しやすいと言われていますが、1月はFOMCでインフレ抑制による利上げ回数増、バランスシート削減時期等が議論された影響もありありマイナスとなりました。
テーパリングは3月で終了するのは確定なので、あとは利上げ時期と回数、バランスシート縮小等の情報が出てこないと今後も上昇トレンドにはならないと思いますが、今ぐらいが底だと期待したい所です。
投資を初めて2年ぐらいになりますが、個別株は買い時もそうですが、売り時もめちゃくちゃ難しいですね。
今後は個別株は決算良くて上昇しても一部利確する等で売買の頻度を高める必要があるのかなと感じました。
アップスタートなんて一時期3バガーでしたけど今や含み損なのでその辺りも今後は勉強していきます。
そしてまだ株をしていない方は、下がっている今が逆に始めやすいのではないかと思います。
生活余剰金を用意した上(月額固定費の半年~1年分)で開始する事をオススメしますが、銘柄さえ間違えなければ、歴史を見てもほぼ100%と言ってもいいほど銀行に預けておくよりはいいと思いますのでまずは口座開設から初めてみましょう♪
自分は楽天証券の口座もありますが、SBI証券をメインに使ってます。
最近はSBI・VシリーズというSBI証券のみの商品で、
SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド
という銘柄が購入できるようになり、経費率も超格安で新しく始める方にはもってこいの銘柄となっておりますので、購入の参考にしてくださいね♪
口座開設の細かな手順方法は『お金の大学』でも有名な両学長のブログに詳しく解説されてありますので、そちらをご確認下さい。
【簡単】SBI証券の口座開設手順を解説してみた(初心者向け)
以上今回も最後まで読んで下さりありがとうございました!
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